エアコンの水漏れを修理した


昨年の秋にエアコンクリーニングをしてからしばらくしてのことだった。エアコンのファンから水が飛んでくる。当初はクリーニングした後の水がどこかに残っていて、それが垂れてきたのだと思っていた。雑巾などで対処しつつ使い続けていたが、気がつくとエアコンの下のカーテンが濡れている。

この水はクリーニングの残りではない、水漏れだ。

ドレンホースを確認するとホースの周りは濡れているように見えた。熱交換器からドレンパンに行かずどこかで直接下にたれている経路があるに違いない。排水は正常だ、そう考えた。素人の考えなんてこんな物である。

既に購入から7年近くたち延長保証も切れている。しかし今は引越直後でエアコンを買い換える予算はない。時期的にも秋でありこの先は涼しくなる一方。冬の暖房は屋内側に水はでない。残暑を乗り切って来年買い換える決心をした。

ちなみに我慢できなかったので扇風機を買ってきた。

冬を越え、春を過ぎ、ゴールデンウィークも終わると急に暑くなってきた。試しに冷房をつけてみると水漏れは起きなかった。冬の間にエアコン内部の状況が変化したのだろう。そう思っていた。数日使い続けても大丈夫だった。

その平穏は唐突に破られた。カーテンが濡れている。そう、水漏れの悪夢再来である。しかし去年とは発生状況が違っていた。ファンからは全く水が飛んでおらず、水漏れの箇所も右下だけだった。これはドレンパンかホースの詰まりの可能性が高い。

まずは状況を確認するためドレンホースの先を排水溝から外し目に見える状態にした。少量の水が出ていた。やはり排水側ではないのだろうか。そう思ったがよく見るとホースを動かしたときにわずかな水がこぼれただけで、それ以降は全く水が出ていない。詰まっている。迷うことなくサクションポンプを注文した。amazonでわずか1029円、翌日には届いた。

翌日、商品が届いたのを確認して作業の準備を開始した。まずは汚れてもいい服に着替え、作業場所となるベランダの洗濯物を全て取込む。汚水が飛び散ったとき対策である。次にドレンホースの下に洗面器を置いた。子どもの感染性胃腸炎対応で使った洗面器なので汚れても洗うだけでその後の忌避感がない。最後にエアコンを30分程度稼働させ機内に水がたまっている状態にした。ちなみにこのときドレンホースからは1滴も水が出てこなかった。

いざ本番、サクションポンプをドレンホースの先に差し込む。さすが専用品だけあってピタリと隙間なくささる。ホースは引越の際に新品に交換しているので、経年劣化によるひび割れはない。つなぎ目のテーピングだけ確認し、思い切ってハンドルを引いた。

スコッと何の手応えもなく終わった。失敗か。ハンドルを押し込むにはポンプをホースから外す必要がある。ポンプを外しホースを洗面器に置いた。黒い塊と濁った水が一気に流れ出てきた。成功していた。排水が落ち着くのを待って内容物を確認する。黒い塊はバラバラになった虫の死骸だった。あえて虫の名前を伏せる。引っ越す前後も含め自宅では相当期間見なかったので、この死骸がいつの物かはわからない。そっと処分し片付けを終えた。

久しぶりに冷房をつけて寝た。
朝、水漏れがないことを確認し、この水漏れ事件の解決を宣言した。

換気のためカーテンと窓を開けると屋内よりも涼しい外気が流れ込んできた。


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